まじゅさんのインド旅行風日記  −橋のうえに家をたてるな− 

一年のうち半分インド、半分オーストリアにいると、旅行と生活がこんぜん一体となって分けがたくなってくる。私にとってそのときどきの日記は、そのまま旅行記でもあるようです。
<< March 2008 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
 
ARCHIVES
RECENT TRACKBACK
PROFILE
 
iインドゴア州の首都パナジ
ゴア州の首都パナジはミラマー・ビーチというビーチをもっているが、夕方散歩するくらいならいいが、滞在したくなるようなビーチではない。
パナジはいろいろなものを探すのにはいいところで、ほかの町では手に入らないようなものが見つかることがある。
中心街の端にバザールがあるが、パナジの場合は6月18日通りという通りに大きな店が集中している。探しているものにあわせて、散策すると良いだろう。
バススタンドは町の入り口にあるから、そこから商店街までは15分くらい歩かなければならない。さもなければ、リキシャーを使う。
おいしいレストランやコーヒー・ショップがあって、やはり首都だけにしゃれている。ロンリー・プラネットにも紹介されて外人旅行者に有名なレストラン。私の友人たちにはここのカニ・グラタンが大好評で、妻の友人たちにはフィッシュ・アンド・チップスが好評のようである。私はポルトガル風野菜ポットなどというベジタリアン料理を頼むが、こちらのほうはまあまあ、といったところだろう。
ターリー定食のところでも紹介したナブタラ・レストランはバザールの近くにあって、いつも人でにぎわっている。ここはパナジに行ったら、是非おすすめしたいところだ。
インドでは最近バイクを乗るときはヘルメットをかぶるという法律が出来上がりつつある。デリーではシークの人以外は全員ヘルメットを着用しているようだった。プネーでも法律的には着用義務なのだが、ほとんどの人がまだかぶっていない。
ゴアでも2,3年前に法律ができたが、反対があって、国道を走るときにはヘルメット着用を義務付けた。それ以来、私はパナジに行くときは、最後の橋を渡らずに(国道だから)、フェリーに乗って、直接パナジの町に入っている。
これが結構楽しいものなのである。



フェリーには人もバイクもリキシャも入ってくる
フェリーには人もバイクもリキシャも入ってくる

いろいろな貨物船が河を行き来する

いろいろな貨物船が河を行き来する
インド・ゴア情報(2) −北ゴアのビーチ
北のほうのビーチに行くときには、マプサから行くのが便利だ。アンジュナ、カラングート、アランボールなどへ行くバスがここから出ている。
カラングートはインド人の観光客に有名だ。
バガ・ビーチはカラングートとアンジュナのあいだにある。アンジュナから岬をこえて40分くらい歩くとビーチがある。もちろん、カラングートのほうからはバスが出ている。
最近はこのビーチがきわめてにぎわっているが、25年位前までは、ただのフィッシャーマン・ビレッジで、アンジュナあたりの長期滞在者たちが、アンジュナはうるさい(?)からと、このあたりの民家の部屋を非常に安い値段で借りていたものだ。いまでは、インド人たちのあいだでもしゃれたビーチとして、名前が売れている。
このビーチには、パトリックというちょっとキリストに似たインド人のヒーラーがいて、去年、外国人のあいだでもものすごく有名になった。今年はどうなるかわからないが、あれだけ有名になったのだから、今年もここに来ると思う。
このビーチからアンジュナに行く道沿いに、リーラ・カフェがあって、スイス人のカップルがやっているが、一見の価値がある。
アンジュナは昔はヒッピー・ビーチとして有名だったが、最近はパーティーやしゃれたレストランなどがあつまっている。
ビーンミーアップ(豆腐レストラン)、ブルータオ(自然食レストラン)、ジャーマン・ベーカリー(サワードウ・ブレッド)などがおすすめ。
隣りはバガトー・ビーチ。アンジュナと同じエアリアといってよいが(バイクで5分くらい)、ここにはナイン・バーという野外ディスコ・バーがある。昔は夜の9時で終わったが、最近ではもう少し遅くまでやっているようである。踊りながら、ここからのサンセットもうつくしいだろう。
バガトーにはサルジャノがやっているイタリアン・レストラン「マイ・プレイス」、フランス人がやっている「フレンチ・レストラン」があり、なんと言っても圧巻は木の上などにテーブルや椅子などを置いて、野性味たっぷりのカフェだ。今ちょっと名前がでてこないが、ここのクロワッサンは世界一といってもいいくらいおいしい。ここもフランス人がやっている。是非、おためしあれ。
さて、アランボールはたいへんかわりつつある。イスラエル人が多くなり、イスラエル人が多くなるといろいろな意味でうるさくなる。と同時に、にぎやかにもなる。ミュージック関係では、ゴアでベストだろう。いろんなところで、ミュージッシャンたちの飛び入りセッションがおこなわれている。毎週日曜日にはダブルダッチ・レストランでモーニング・コンサートがある。新しいゲストハウスも、新しいレストランも立ち並び(去年、オランダ人がピラミッドを作って、すしレストランを始めた)、まあ、いちばんうるさい(生き生きしている)ビーチだといえようか。
昔はアランボールが穴場のビーチであったが、最近はメジャーになってきたので、人々は穴場を探して、アシュワンとかもっと北のほうへと移っている。
毎週水曜日には恒例のアンジュナ・フリー・マーケットがあり、土曜日の夜には2箇所でサタディ・ナイト・バザールがある。マッキー(インド人)とインゴ(ドイツ人)だが、もともとは一緒にやっていたのが、2年前に喧嘩別れして、別々にやりだした。
マッキーのほうは静かに坐ってビールでも飲むのによい。たいていいつでも坐るだけの椅子とテーブルがある。たいして混んでいないということもできる。
インゴのほうはさすが西洋人のマインドで、エンターテインメントのセンスがよい。西洋人の売り子もこちらが圧倒的に多いし、ピザやすしの屋台もあって、充実している。
まあ、バイクで5分くらいの距離だから、興味があればどちらも見たらよいでしょう。


バガ・ビーチはもう人がいっぱい

バガ・ビーチはもう人がいっぱい
この向こうはアンジュナ・ビーチ

この向こうはアンジュナ・ビーチ
私のビーチはまだ誰もいない
私のビーチはまだ誰もいない
- | 19:21 | - | -
インド・ゴア情報(1) −南ゴアのビーチ−
ゴアに入るときは、パナジ、マプサ、マルガオンの三つの街のどれかから入ることになる。
南のビーチに行くときは、マルガオンが起点になる。
コルバ・ビーチ、アゴンダ・ビーチ、最近ブームになっているのがパロレム・ビーチだ。
私が1977年にはじめてゴアに来たときは、何もわからずに、結局コルバ・ビーチにたどり着いたものだが、ここには大きな長いビーチがある。南ゴアのビーチではコルバがもっともポピュラーで、パロレムが最近売り出し中である。アゴンダ・ビーチは、ちょっとワイルドで穴場になっている。
パロレムは小さな湾のようになったビーチで、ちょっと見るとタイのビーチに雰囲気が似ている。
ここにあるイタリアン・レストランのピザは、絶対おすすめだ。ゴアのピザではここと、カラングートにあるリトル・イタリーが双璧だろう。イタリア人のカップルがやっていたが、いつ行ってもかなり混んでいるから、すぐわかると思う。ビーチからの通りを100mくらい歩いた右側にある。
ビーチに沿っては、バンガローが立ち並んでいる。かなり立て込んでいるので、余力があれば、あと2キロくらいビーチ沿いに歩いて隣のビーチに行ったほうが、広々としているし、安い。パロレムより南に行こうとすると、まだあまり開発されていなくて、不便だ・・・が、静かだ。
それより南はもうカルナタカ州で、もう少し南に下りると最近ロンリー・プラネットに紹介されてしまったオーム・ビーチがある。
ゴアのバス
カンドリンから隣りのカラングートまでバスで5分。4ルピー。カンドリンからマプサまでだと、約30分。8ルピー。マプサからカンドリンまで直通のバスで来ると、もちろん同じ8ルピーだが、たまたまカラングートまでしか行かないバスに乗るとカラングートまで7ルピー。カラングートからカンドリンまで4ルピー払うと、11ルピーになる。
これは高い!と3ルピーの違いに腹が立ってくるようになると、あなたもインド旅行が長くなってきた証拠かもしれない。

昔は、インドを旅していると、特に汽車などに乗っていると、まわりのインド人たちが、アジアの顔をまずは珍しそうに眺めまわしてから、おもむろに
”Which country are you belong to?"
とかたずねてきたものだ。
”Japan"
というと、たいていはちょっとビックリしたり、よろこんだりした表情で、「オー、ジャパンか!」
インドでは、日本はかなり好印象を持たれている。
それから、おもむろに、いろいろなものの値段をきかれる。「その時計はいくらだ?」「その靴は日本でいくらだ?」「そのウオークマンはいくらだ?」云々かんぬん。
最近は、インドもかなり景気が良くなってきたせいか、あまりこんなことは聞かれなくなった。ちょっとさびしい気もするけど・・・。

基本的に、彼らは自分が日常使うあらゆるものの価格につうじている。でないと,ぼられるからだ。
基本的に、日本人的感性としては、ぼるほうが悪い。だが、インド人的感性としては、ぼられるほうがアホだ、となる。
だから、彼らはモノの価格をよく知っている。当然、どこが、どこより、いくら、安い、ということを知っている。それに関連して、当然、どの商品はどの店に売っている、ということを知っている。
したがって、私がマプサのマーケットで、バブル・ペーパーを買いたいんだが、とある店で聞くと、まず「ウチにはない。ショップ・ナンバー何番に行け」と言われる。そのショップ・ナンバー何番に行くと、「それはない。4件さきの店に行け」と言われる。なんだかんだとやっているうちに、その店にたどりつく、というわけだ。
これなどインドの素晴らしい面のひとつである、と、私は高く評価している。
ここには、素直な興味と、人間的なやさしさがある。しかも、やさしそうな素振りなど、まるで見せないところがいい。なぜなら、それはその人のやさしさというよりは、インドのやさしさであるからだ。
インドでは何をやってもなかなかスムーズにいかない。プロブレム(問題)が多いから、だれもが「ノープロブレム、ノープロブレム!」と言う。そして、最後にはなんでも、なんとなく、うまく収まるのである。
私は、これがほんとの「インドの奇跡」だと思っている。あんまり「奇跡」なんていうのは好きじゃないんだけど。
青い鳥、キングフィッシャーが止っているんだけど・・・

私の家の前の風景・・・
あ、キングフィッシャーがとまってる!
- | 19:15 | - | -
お金の値打ち、都市のちがい、年のちがい
10月1日にプネーからゴアにやってきました。
プネーはそれほど雨も降ってなかったので、ゴアも同じだろうと思ってやってきたら、かなりまだモンスーンの真っ最中の様子で、プネーから送ったキネティック・ホンダもまだ届かず、トランクのなかの衣類は例年のごとくかび臭く、洗うにも外は雨だし・・・、この4,5日ようやくゴアらしい(乾季のときの)いい天気になってきて、今シーズンのゴア・ライフの準備に追われています。

まあ、それはともかく、先月プネーにいたときには街の両替屋で100ユーロ(私の基本通貨はユーロなので)、5840ルピー前後で動いていたものが、ゴアに来るとどの両替屋もだいたい5600ルピー前後で両替している。100ユーロで250ルピーもちがうと、私の中では驚愕的なおどろきなのである。

マプサの行きつけの食堂で食べるワダイドリが15ルピー、ターリーが25ルピー(写真)、アショクのターリー定食(25ルピー)ナブタラ・レストランの豪華なターリーですら60ルピー、お気に入りのコーヒーデイのカプチーノが36ルピーなのだから、まだまだおつりがくる。街によってこれほどお金の値打ち(需要)がちがうのは、おどろきですね。
プネーはボンベイの隣りの大都市だから(人口100万以上だといわれている)、ゴアの首都であるパナジといえども、いろいろな面で遠く及ばないようだ。

私は今、梱包・包装用品などを探しているが、プネーのような品質のものは手に入らない。私の感覚では二段階くらいプネーが勝っているように思われる。私の友人に言わせれば、ムンバイとプネーのあいだにも同じくらいの違いがあるらしい。それくらいビジネスの質量の違いが都市間にあるのだろう。

昔、最初にインドに来たとき(1977年だった)、日本円は1ドルが300円くらいで、インドでは1ドルが10ルピー弱だった記憶がある。当時1ヶ月せいだしてアルバイトすると、55,000円くらいだった。でも、往復の飛行機代は12万円くらいで、今とほとんど変わらない。不思議。インドではそのころゴアで民家の一部屋で1,5ルピーくらい払い、デリーのブライト・ホテル(今でもあるようだ)のドミトリーが、一ベッド2ルピーだったのを覚えている。

いろいろ変わってきてはいるが、日本円がドルに対して大体3倍くらい値上がりし、ドルがルピーに対して4.5倍ほど値上がりし、日本人の平均給料も5倍くらいに上がってきているようだから、不思議なことに全部を足したり引いたりすると、インドの物価が高くなったとは言っても、30年前とほとんど同じであるという驚くべき結論が出るのである。まあ、私の勝手な結論ですから、にこっと笑ったくらいで読み流してくださいね。
相変わらずインドはいい国だ、と言いたいだけなんですから。

- | 13:20 | - | -

Copyright (C) 2004-2008 lolipop Some Rights Reserved.

Powered by ロリポブログ