サフランの道

インドのレストランにいったら、ドアのところに「幸福のレシピ」というのがあった。愛と慈悲のサフラン(ロード)・インド・ブログです。
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22.バグダッドのバラ −スピリチュアル寓話集−

アブドル・カディールは、たぐいまれなる師たちのひとりである。
あるとき、カディールはバグダッドにむかって歩いていた。
当時、バグダッドには、すでに多くの師たちが住んでいた。街はもはや飽和点にたっしていた。そのため、スーフィーの神秘家たちは、カディールにメッセージを送ることを決議した。
使者たちが、街の入り口でカディールを待った。彼らは、水で満たされた広口の壺をテーブルの上に置いた。その意味ははっきりしていた。
「バグダッドの容器はもういっぱいで、もはやあなたのためのスペースはない」
というものだ。
カディールは水で満たされた容器を見て、彼らのメッセージを理解した。
そして、そのあと、だまって水の上に一輪のバラの花をうかべた。
容器の水はこぼれることなく、バラはゆうぜんと水の上にうかんでいた。
それは、「バグダッドにいる神秘家たちをいっさい妨害することなく、私のスペースはととのえられる」ということを示唆していた。
その答えが神秘家たちの集会の席にもたらされると、彼らは歓声をあげて祝福をおくった。
「ブラボー! アブドル・カディールはバグダッドのバラだ!」
神秘家たちはみな、彼を迎え入れるために街の入り口まで走った。



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